2つ目の習慣『目的を持って始める』:7つの習慣のまとめ(その3)
久しぶりに『7つの習慣』についてのまとめを更新したいと思います。
■『目的を持って始める』
2つ目の習慣は、『目的を持って始める』こと。すなわち、自分自身にとって何が本当に大切なのかを明確にして、考えたり行動したりすること。最も基礎的な応用は、人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始めることだ。
なぜ目的をもって始めることが大切なのか。『もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早く辿り着くだけだからである』。闇雲に進んではいけない。いくら頑張っても、方向性を間違えていれば、報われることはない。
■リーダーシップ
『目的を持って始める』ためには、リーダーシップが大切だ。『マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しいことをすることである』。リーダーシップとは、他人に自分の考えを押し付けたりすることではない。正しくは、明確な価値観に基づいて行動することである。
■ミッション・ステートメント
リーダーシップを発揮するためには、ミッション・ステートメントを書けばよい。ミッション・ステートメントとは、『自分はどうなりたいのか、何をしたいのか、そして自分の行動の基礎となる価値観や原則を明らかにする』ために、それらを明文化することである。
ということなので、ミッション・ステートメントを考えてみました。
- 自分の価値観に従って判断し、行動する。
- 感情的にならない。論理的に考える。
- 一方的に決め付けない。公正な立場で考える。
- 他人の意見・考えを否定しないで受け入れる。
- 他人に親切にする。すすんで人を助ける。
この本の言わんとしている事と、少し趣旨が違うかも…?でも1回読んで全てを吸収できるほど自分は器用ではないし、この本に頼りきるというか、著者に洗脳されたくはないので、あくまでも自分の解釈で考えたいと思います。
■自分の価値観に従って判断し、行動する。
人に振り回されることなく、自分を貫くということ。1つ目の習慣の『主体性を発揮する』ということに繋がってくると思います。
■感情的にならない。論理的に考える。
自分は「物事を感情的にしか判断できない人間はバカだ」と思っているので(実際はそんなことないのかもしれませんが)、一時的な感情に頼るのではなく、冷静に、論理的に考えようということ。
■一方的に決め付けない。公正な立場で考える。
「自分の立場からしか物事を見ることができない人間は馬鹿だ」と思っているので(自分も含まれますが)、一方的に決め付けるのではなく、自分と相手双方の意見をよく吟味し、Win-Winを実現しようということ。これは本書の4つ目の習慣に基づいています。
■他人の意見・考えを否定しないで受け入れる。
他人の意見や考えを受け入れられない人間って、器が小さいと思うんですよ。別に共感したり、同調したりしろという訳ではなく、他人の意見・考えを「自分とは違った視点」と理解して、否定しないで受け入れるということです。「就活エリートの迷走の感想記事では著者の意見に対してずいぶんと反発していたじゃないか」と言われそうですね。耳が痛いです…。
■他人を親切にする。すすんで人を助ける
『最も基礎的な応用は、人生の最後の姿を描き、それを念頭において今日という一日を始めることだ。』という観点から考えたときに、やっぱり「あいつマジなんもしてくれなかったよな」とか「別にいてもいなくても一緒。むしろいないほうがいい」なんて言われないために…。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
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